ノーマルバイクで打倒TTバイク挑戦日記

ノーマルバイクでTTバイクを超える事が目標 速さを求め(身体を張った?)様々な調査をしている

冬用装備と夏用装備の空気抵抗の差を調査してみた

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冬にレースに出る時はどの服装で行くかとても迷う。当たり前の事だが、冬用のジャケットやタイツは夏用のジャージと比べて生地が厚く、その為空気抵抗が増えてしまう。


気温が10℃以上なら夏用のジャージ(ワンピース)にアームウォーマーやレッグウォーマーを着け、ごみ袋をジャージの下に着込めばなんとかなる。イナーメのアップオイルを塗っておくと尚良し。自分はこのスタイルで冬場のレースに出てきた。しかし気温が一桁となるとそれは通用しなくなってくる。


今年の1月にあったみんなのTTジャパン2nd stageは気温は氷点下でしかも風が強く所々雪が残っている中でのレースだった。そして3月の3rd stageも気温5℃位と寒かった。どちらもセミクラシックの部に出たが、走り出した途端に身体はみるみる冷えていき本来の出力を出せずに終わってしまった。たかが7分程で終わるレースでも気合でなんとかなるものではなかった。普段より50W以上も出力が落ちてしまったのは致命的だった。


どちらのstageも2位だったわけだが、冬用装備で走って本来の出力を出せていれば優勝出来たのかな……と思ってみたりするが、そもそも冬用装備と夏用装備(ワンピース)とではどれ位空気抵抗が違ってくるのだろうかと、ふと思った。


そこで自分は今後のレースに生かす為、そして知識欲を満たす為に実際に走って調査をしてみた。結果を記そう。


調査場所に選んだのは毎度お馴染みストラバの治水橋区間。距離1㎞のフラットな直線コースだ。


冬用のジャケット+タイツ
  ↓
タイツのみ
  ↓ 
ジャケットのみ
  ↓
ワンピース


この順番で各状態3往復連続で走り、計12往復走行した。


ポジションはドロップハンドルポジションで固定し、ギア比は50T×16Tでケイデンス95rpmの速度37.4km/hを目安に走行した。


服装以外の機材・装備は同じ。ワンピースの時にアームウォーマーとレッグウォーマーは着けていない。すね毛と腕毛は剃ってある。


走行した時間は10月15日5時16分~
Yahoo!天気によるさいたま市西区の5時の天気は
曇り
気温…15℃
湿度…88%
北西の風1m


・結果(平均出力は小数点以下四捨五入)


治水橋(南下)区間  (追い風)

ジャケット+タイツ
1往復目…1分39秒 37.1km/h 270W
2往復目…1分38秒 37.4km/h 266W
3往復目…1分38秒 37.4km/h 281W
            平均 272W

タイツのみ
4往復目…1分38秒 37.4km/h 240W
5往復目…1分38秒 37.4km/h 240W
6往復目…1分38秒 37.4km/h 224W
            平均 235W

ジャケットのみ
7往復目…1分39秒 37.1km/h 263W
8往復目…1分39秒 37.1km/h 256W
9往復目…1分38秒 37.4km/h 274W
            平均 264W

ワンピース
10往復目…1分38秒 37.4km/h 245W
11往復目…1分38秒 37.4km/h 257W
12往復目…1分38秒 37.4km/h 245W
            平均  249W


治水橋(北上)区間  (向風)

ジャケット+タイツ
1往復目…1分41秒 37.3km/h 304W
2往復目…1分41秒 37.3km/h 314W
3往復目…1分42秒 37.0km/h 304W
            平均 307W

タイツのみ
4往復目…1分41秒 37.3km/h 271W
5往復目…1分42秒 37.0km/h 274W
6往復目…1分43秒 36.6km/h 273W
            平均 273W

ジャケットのみ
7往復目…1分43秒 36.6km/h 291W
8往復目…1分43秒 36.6km/h 279W
9往復目…1分42秒 37.0km/h 284W
            平均 285W

ワンピース
10往復目…1分42秒 37.0km/h 253W
11往復目…1分41秒 37.3km/h 247W
12往復目…1分41秒 37.3km/h 262W
            平均   254W

https://www.strava.com/activities/1905444334
↑ストラバの走行データ


・考察


江頭2:50の格好は空力的に優れていた……だと……?」


素でそう思ってしまった(笑) 


今回ほとんど風の無い状況下で調査が出来た。速度や出力のばらつきも少なくかなり正確なデータがとれたと言える。


やはりワンピースジャージの出力は他と比べて少ない結果となった。


意外だったのがタイツのみの『エガちゃんスタイル』だ。当たり前だが、ワンピースを着ているので上半身裸ではない(笑)。


北上区間ではワンピースと比べて20W程出力が増えているが、南下区間では3回ともワンピースよりも少ない出力だった。まぐれって訳ではなそうだが、何でこんな結果になったのか正直な所わからずにいる。平日の早朝なので車やサイクリストとはほとんどすれ違っていない。


北上区間のデータには各状態の出力の差がとても分かりやすく出ていた。


ワンピースの平均254Wを基準とするとジャケットを羽織ると約30W増加する。タイツを履くと約20W増加する。両方合わせると約50Wの増加になる訳だが、ジャケット+タイツの走行データの平均出力はワンピースと比べて約50W増加していた。完全に一致している。


エガちゃんスタイルのファッション的なダサさに関しては……見なかったことにしよう(超法規的措置)。


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↑汗だくのジャケットとタイツを盗んでいく変態はいなかった。


・まとめ


これから益々寒くなっていく訳だが、その前にとても良い事を知る事が出来た。


今後気温が一桁の中で走るレースの時はジャケットは羽織らずタイツのみの『エガちゃんスタイル』で走ろうと思っている。寒さに震えて50W以上も出力が落ちるくらいなら、タイツを履いた事による20Wの出力増加等微々たるものだ。上半身の冷え対策には、まだやった事が無いがワンピースの下に分厚いゴミ袋を二重三重にして着込めばなんとかなると思う。暑くなってきたら破り捨てれば良いだけの事だ(ポイ捨てはNG)。


参加予定である直近のレースはまだエントリーが始まっていないが11月25日の『大磯クリテTT』だ。12月16日にある『ウィンターサイクルマラソンinそでがうら』のハーフマラソンにもエントリーしてある。


まだ当日になってみないと気温がわからないが、自分が『エガちゃんスタイル』でレースを走る日はそう遠くは無いだろう。1クールのレギュラーより1回の伝説だ。

figma 江頭2:50 (ノンスケール ABS&PVC製塗装済み可動フィギュア)

figma 江頭2:50 (ノンスケール ABS&PVC製塗装済み可動フィギュア)